樺太縦断記-1
はじめに
当記事は2019年当時の旅行記となる。 昨今の目まぐるしいロシア情勢を抜きにしても情報としては古いので、参考にはせず一つの旅行日記として楽しんでいただければ幸いである。
日本統治時代から続く鉄道が、2019年半ばから2020年に掛けて大々的に設備更新されるというニュースを耳にした。
特に気になったのが線路幅に大幅な変更が実施されたことだ。1024mmからロシア鉄道標準である1520mmへの変更である。それに伴い、使用車両も大陸地域で使用されている新型機関車等に置き換わる旨のニュースが度々報道されていた。
これは行くしかない。旅券とバイトで稼いだなけなしの金を握りしめて(e-visa関連の若干面倒な手続きもして)、地元千葉から一路北へと向かった。
1日目(2019年3月7日)
日本/成田空港~新千歳空港
成田空港第3ターミナル

| 発 | 移動 | 着 |
|---|---|---|
| 成田空港(NRT) | >>> 航空機: Vanilla Air >>> | 新千歳空港(CTS) |
出発当日の成田はガッツリ雨


新千歳空港到着
晴天でなにより

政府専用機が駐機していた

新千歳空港にてJPYからRUBに両替してから出発ロビーへ
※2026年記事作成中の私、1USD→116JPYで大横転…

アエロフロート航空・オーロラ航空共同運航便 SU4537便へ搭乗


日本/新千歳空港~ロシア/ホムトヴォ空港
こちらのプロペラ機でいざ樺太へ
| 発 | 移動 | 着 |
|---|---|---|
| 新千歳空港(CTS) | >>> 航空機: Avrora / Aeroflot >>> | ホムトヴォ空港(UUS) |

けたたましいプロペラの羽音を響かせ新千歳空港を離陸

利尻島を上から眺める。
はてさて、この光景も再び見ることは出来るのだろうか…

大きい陸地が見えてきた。
これはもう樺太だろう。遂に北海道のもう一つ先の地に来たのだ

着陸に向けてランディングギアが展開される
3月かつ樺太の南部なのに分厚そうな氷塊が海を覆っている

ホムトヴォ空港到着
早々にいかにもソ連機といった風貌の航空機が駐機している

入国検査でダラダラしていたせいで置き去り放置された私の荷物

樺太の地に降り立った


ターミナル全景

ロシア/ホムトヴォ空港~豊原市内
市内連絡バスに乗る。路線図を見る感じ、空港から市内各地へは大通りの一本道であり、その途中ではショッピングモール(Сити Молл)にも停車する
派手な内装だなあ

料金は一律20RUBらしい

道中では豊原(ユジノサハリンスク)~大泊(コルサコフ)の踏切も存在する。今回は運よく1日数便で定期運行する旅客普通列車?を見ることが出来た
このロシア鉄道の標準客車、こんな極東からフランスのパリやらイタリアまで通っていたという話だから凄かったなあ…
今となっては遠い昔の話のようだ

豊原市内駅前エリア散策
駅前通りで降車

旭川庭園??

歩行者も多いしビルも多い。街はかなり都会のようだ

ロシア鉄道の支社だろうか?

駅前にそびえ立つレーニン像
共産圏の街のシンボルとして定番である

豊原駅前に到着

日本製蒸気機関車「D51」が展示されている
まず日本ではされなさそうなイルミネーションがされている…

駅前にあるこちらの売店で食料と水を調達

さすがアルコール消費大国
酒類コーナーの充実度のレベルが違う。ちなみに当時、私はそもそも未成年だったので酒が買えなかった。もしロシア国籍なら飲めただろうかとも思ったが、意外にもロシア国内でも21歳から飲酒が可能と定められており、どの道飲めなかったのである…
2025年に21歳から飲酒可能になる法律が段階的に施行することが検討されているとのことだが、当時は18歳からでも飲めたらしい。本場のウォッカをこの時から堪能できたではないか!もったいない!無知は罪である。

宿泊
この日は駅前のホテル「モネロン」に宿泊。
フロントから部屋の鍵と朝食券を貰う


普通の水だと思ったら炭酸水だった…orz

「樺太縦断記-2(2日目)」へ続く
参考
Author
筆者 主筆
Aki Sumire 秋 澄麗
Main gig: walking,
Side gig: systems engineer.
Currently learning Cantonese.
本業散歩、副業システムエンジニア。 広東語学習中。
正職:散步; 副業:系統工程師。
學緊廣東話。
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